還暦♪インコの家
還暦記念にウロコインコお迎えしたよ
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子供の頃ブンチョウや十姉妹を飼っていたのを十年前に思い出し、またカナリアなどを飼い始めたよ。還暦前にインコ大好きに!

kan英彦山

Author:kan英彦山
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「ニワトリ」続き
昨日につづき・・・

アメリカ大陸で「家禽」になったニワトリを扱うのは、主に農家の女性や
アフリカ系アメリカ人(当時の奴隷)だった。
ニワトリは、残飯や雑草を食べ、地面をつついて害虫を食べてくれる。
糞は肥料にもなる。
卵や肉を提供してくれたし、それを換金することもできた。
いわゆる農家の裏庭飼育

農家の主人(白人男性)にとって、商品作物や牛に比べてニワトリは価値が低いと
思われていたので、目につかないところで女性や奴隷の経済力を高め、平等化
基盤づくりに大いに役立ってくれた。

それが第一次世界大戦前後から、戦地ヨーロッパへ兵士の食料として
牛肉や豚肉を送るために、アメリカ国内では蛋白源として卵や鶏肉を
量産することが国策として勧められるようになり、様相が変わる。
また、都市化によって増大した人口を養うために卵と鶏肉の供給が必要
となったのだ。
人類の都市化を実現可能としたのは、ニワトリだった!?

大規模な人工孵化設備ができて、品種もどんどん改良され(餌が少なくてすみ
早く肥る品種の開発)、人類史上未だかつてなく急速に量も規模も拡大した。
産業化され機械化された養鶏業の時代になったのだ。

安い鶏肉や卵やフライドチキンなどのファーストフードから
インスルエンザワクチンを作る入れ物として大量に使われる卵・・・


世界中に常時200億羽もニワトリがいて、年間数兆個?も卵を生んでいるのに
ほとんど私たちはニワトリを目にすることがない。

日本では、ブロイラー達は 1㎡あたり平均17羽!の過密な鶏舎で、
身動きもできず陽もあたらず、数週間で肥らされるため骨の発達が追い付か
ないため、足が不自由で慢性的な痛みを抱えながら、
わずか数週間の命を終える。
本来十数年生きるニワトリが、わずか50日もせずに肥らされ屠畜されるようになった

その方法も、足をベルトコンベアのクリップではさまれ、逆さづりにされて
流れ作業の中で意識のあるまま最後に首をちょん切られる。

どこかの国では、羽毛をむしる手間を省くために
羽毛の無いニワトリまで生み出した、とあった。
(時間のある方はネットで調べてみて下さい。あまりにもむごい姿!)



養鶏場でも、身動きできないケージから首だけ出して餌と水を飲み
卵を生むことしかできない雌鳥達が「狂気の表情を浮かべて」
数年間生かされ、やがて肉にされる。

ニワトリの運命は「絶滅するのでなく増殖される運命で、
それは絶滅するより悪い運命」とある。

ニワトリは1万5千種の哺乳類と鳥類の中で、人類にとって最も
大切な伴侶となったが、扱いは動物としてすらみなされていない・・・


「もの思う鳥たち」の世界とのギャップ!

この本は、360ページあるが、例によって写真や挿し絵が一つも無い!
内容も多岐にわたりすぎて、とても簡単にオススメできるもんじゃありませんが、
皆さんの読む手間を省くために紹介しました。
よって、以上の文章にも写真は入れていません。
が、興味のある奇特な方?は読んでみて下さい。


最後に一つだけ癒しを・・・
二代目ランちゃんです!
IMG_2162.jpg



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「ニワトリ」
引き続き、本の紹介です。

「ニワトリ」 人類を変えた大いなる鳥 との副題があります。
帯の裏に「多大な恩恵を受けてきたこの鳥たちのことを
私たちは余りにも知らない」 と書いてあります。

今年は酉年で、鳥にちなんだ本の紹介ということで、これまた
たまたまテレビで見たので読んでみましたが、ニワトリについては
知らないことばかりで、たいへんな本でした。


世界中のネコとイヌとブタとウシの数を合計してもニワトリの数の方が
まだ多い。現在地球上には、常時200億羽のニワトリが生息している!
IMG_2153.jpg

現在のニワトリの原種は南アジアに生息しているセキショクヤケイ
という鳥で、この表紙カバーの写真にある鳥なのですが、
この肉付きが悪い上に、気性が荒くて人馴れしない鳥を、なぜ人間がこんなに
大量に食べるようになったのか?
そもそもニワトリとは何者なのか?・・・
その歴史・文化を尋ねて世界各地を巡った作者のルポであり、文明論でした。

歴史をさかのぼれば、インダスやエジプト文明の頃は、神の使いだったり
神への神聖ないけにえ
だったりした。
ローマ時代は、ニワトリは「鳥の形をした薬箱」として、驚くほど人々の
役に立っていた。肉・骨・臓物・卵などすべてが古代の処方箋に
出てくるという。
日本でも、つい数十年前までは、病気の時の滋養として卵は貴重品だったん
でしたよね(〃▽〃)

一方で闘鶏という娯楽というか、ビジネスというか、フィリピン
では、現在でも熱狂的に行われているそうです。

いずれにしても、東南アジアである意味 牧歌的に人間と暮らしていたニワトリが、
太平洋を渡って、アメリカ大陸に渡って、第一次世界大戦に遭遇したことが
結果的にニワトリの運命を変えることになったようです。
(この紹介、続きます)



「ニワトリ」を読んだ時は、とてもショックだったのですが、この紹介を
書こうとして、ネットなどを調べれば調べるほど、鶏肉や卵、ひいては
牛肉や豚肉も同じですが、スーパーで買う時に抵抗感が出てきました。

日本でも、毎年2億羽ほどのヒヨコが人工孵化され、そのうちオスのヒヨコは
生まれてすぐ選別されてつぶされていくそうです。
半数の1億羽のメスの運命は更に苛酷とも言えました。(涙)


ニワトリに生まれなくてよかったね?・・・2週間前に預かったコザちゃん
IMG_2132.jpg

もうこんなに!もうすぐ育ての親を卒業できそうです。
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「もの思う鳥たち」
今年になって鳥関連の本を3冊読んだので、その紹介をしたいと思います。
今日はまず、「もの思う鳥たち」-鳥類の知られざる人間性ー日本教文社です。


IMG_2150.jpg

この本は、私の好きな作家であり文化人類学者の上橋菜穂子さんのインタビュー
番組をたまたまテレビで見ていたら、自宅で?しゃべっている上橋さんの背景に
本棚があり、そこにチラッと映った本の中の一冊だったと言う訳です。

タイトルに惹かれて読むことにしました。


最初にアレックスというヨウムの実例から

アレックスは、覚えた(教えられた)英語の単語を使って、
人間とコミュニケーションがとれる。
言葉の意味を理解して答えるばかりでなく、自分から欲しいものを要求したり
知りたいことを質問したりする。
例えば鏡に映った自分の姿は何色?と尋ねて、灰色という色を自分から学習
したりするという。

「賢い」ヨウムやカラスばかりでなく、この本に出てくるのは88種の鳥類の
自然の中で観察されたり、実験室での実験結果の様子が紹介され、
その結果として

1.鳥類は、音楽的能力(鑑賞力、作曲力、演奏力)や抽象的概念を
 生み出す能力、たえず変化する生活上の問題を、知能を柔軟に
 用いて解決する能力、喜んで遊び、つがう能力など、
 人類が独自のものだと考えている能力を持っている

2.人間は抽象的、言語的能力では鳥よりも優れているが、
 鳥も例えば渡りの能力などでは、人間より優れている。

3.鳥は、知能や意識や意志を持っているばかりでなく、
 人間と知的なコミュニケーションをし、人間との間に
 思いやりのある親友という関係を築く能力をもっている。

という結論が導き出されたという。
(小さい文字ばかりで申し訳ないです)

鳥たちの賢さや優しさは、本を読まなくてもインコを飼っている
方なら、日々感じているところですよね!

アジサシのつがいは、動けなくなった仲間を持ち上げて、
自分の片翼に乗せて交代しながら運んで、安全な場所へ移動させた。

ヨーロッパコマドリのオスは、ライバルのオスをなわばり争いで
傷つけてしまうと、餌を運んでその生活を支えた。

あるオスのカケスは、別種の鳥のひなが巣から転落して見捨てられて
いたのを見て、人間をかなり遠くから誘導し・・・その後も成鳥になる
まで、見守り、世話をした。

このような鳥の「利他的」行動を知ると、鳥たちは偉いな~と
つくづく思う。


この本の内容はともかく、不満だったのは
上記写真の表紙カバー以外に本文には、挿し絵も写真も
一枚も無いということ!

それからしたら、こちらの新書の方が断然わかり易い
 「鳥ってすごい!」 樋口広芳著
IMG_2152.jpg


 カバー裏の帯。何より写真や挿し絵・地図が豊富で楽しい
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最初に鳥関連の本3冊と書いたが、残りの2冊は、
ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥」と
動物たちの喜びの王国」・・・どちらも合同出版 です。

そのうち紹介しますね。

我が家のもの思う鳥の中から・・ポンちゃん!
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